ノラネコの部屋

ダイエットと健康情報とより良い生活の知恵

ノラネコの部屋

認知症を予防する脳トレ問題で脳内の血流を改善する


認知症を予防する脳トレ問題

認知症を予防する脳トレの問題は日常に溢れている




認知症を予防するためには、
適度な運動と適切な食事が不可欠です。
これは、血管の柔軟性を維持し、
血液をサラサラにすることで
脳内の血流を良くすることが、
認知症の予防に不可欠と考えられているからです。

脳の血流を良くする食事や運動は別記事で解説しますので、
ここでは、問題を解く事で脳の血流を良くして
認知症を予防する脳トレに焦点を当てて
解説します。

脳を活性化して脳の血流を良くする為には、
脳トレ問題を解くのも、認知症予防には効果的です。

しかし、認知症を予防する為の脳トレと言っても
気軽に出来なければ意味がありませんし、
毎日継続出来なければ効果は期待出来ません。

そこで、特定の問題を解く、という事ではなく、
日常生活の中に、認知症予防の脳トレを取り込む方法
をお教えします。

認知症を予防する脳トレの考え方

認知症を予防する為には、
脳内の血流を良くして、充分な酸素や栄養が
脳内に行き渡る状態を維持することが大切です。

では、どんな時に脳は血流が良くなるのでしょうか?

実は、脳は認知や判断など、脳本来の活動をすることで
血流が増えるのです。

頭を使う人に認知症が少ないと言われる所以です。

そこで、日常の生活の中で、脳を激しく使う習慣を
身につけましょう。

認知症を予防する脳トレ
その1:記憶に挑戦

・昨日の夕食は何を食べましたか?
・先週の今日(同じ曜日)は何をしていましたか?
・最後にした買い物は、何を買いましたか?
・電車で自分の前に座っていた人の服装は?
など、自分の過去の行動を常に思い返すようにしましょう。
また、通り過ぎる車のナンバーを読み取っておいて、
後で思い出すのも良いでしょう。
更に、「今日感謝したこと3つ」
「今日幸せを感じたこと3つ」を、
毎日思い返すようにしましょう。

認知症を予防する脳トレ
その2:素早く計算

道を歩いている時に車が通り過ぎたら、
そのナンバープレートを読み取りましょう。
そして、4つの数字を瞬時に足し算します。
例えば足立550 た 12-34 というナンバーなら、
1+2+3+4=10 というように素早く計算します。

認知症を予防する脳トレ
その3:素早く判断

誰かと組になって二人で行なう脳トレです。
じゃんけんをするのですが、
出題者が指示を出します。
回答者は後出しで良いので指示通りの手を出します。
例えば
「じゃんけん…勝って!」
と言いながら出題者がチョキを出したら
回答者はグーを出します。
「じゃんけん…負けて!」
と言いながらチョキを出した場合は
回答者はパーを出す、という具合です。

簡単過ぎるという方は、
両手を出します。
回答者は「右手は勝ち、左手はあいこ」と
言いながらパーを出した場合、
回答者は、右手はチョキ、左手はパーを
同時に素早く出す、という具合です。

認知症を予防する脳トレ
その4:自分の指を数える

両手を開いて手のひらを自分に
向けて下さい。

右手の親指だけを畳んで下さい。
その状態で、「1.2.3.4…」
と言いながら、左右同時に指を順に畳んで行きます。
1で左手は親指を畳みますが、右手は既に
親指を畳んでいるので人差し指を畳みます。
4で右手はグーになり、左手は小指だけが
立っている状態です。
5で右手は小指が立ち、左手はグーになります。
そうやって数を数えて行きます。
10で再び右手は親指が畳まれ、
左手はパーになっているはずです。
両方の手が揃ったらダメです。
これを素早くやります。




これの応用編として、
こんな脳トレもあります。

右手を身体の前に突き出します。
手はパーです。
左手は胸に当てます。
手はグーです。
「もしもし亀よかめさんよ~」
と歌いながら、腕を交互に突き出します。
この時、突き出した手を胸に戻す際に
手を握ってグーにし、
グーを突き出す時はパーにします。
亀さんよ~までで、左手を4回、
パーにして突き出している事になります。
次に、「世界のうちでお前ほど~」
で、突き出す時に手をグー、
胸に当てる時にパーにします。
さっきの逆ですね。
「歩みののろいものはない~」
で、再び突き出す手をパー、
胸に戻す時にグーにします。
「どうしてそんなにのろいのか~」
で、再び突き出す手をグー、
胸に当てる時にパーにします。

これをリズミカルに、
なるべく早くやって行きます。

ちゃんと切り替えられましたか?

このように、左右非対称の動きは
脳の働きを活性化し、血流を増やす
言われています。

最初は上手く出来ずに両手が揃ってしまう
かもしれません。
それでがっかりする必要はありません。
上手く出来なくても、難しいタスクを
こなそうと、脳は必死に働き、
血流は確実に良くなっています。




認知症を予防する脳トレ
その4:瞑想

瞑想は、静かな行為で、心をリラックスさせ、
血流はむしろ遅くなるという感じが
しますが、実はその逆であるということが
最近の研究で分かって来ています。

瞑想というと何をどうやったらいいのか
分からないという人もいるかもしれません。

何も複雑で難しい事は無いのです。

一日の終りに、今日有った事を
思い返して下さい。
そして、今日、誰のどんな行為に
感謝したかを思い返して下さい。
毎日、感謝した事を3つ、
思い返して下さい。

そして、明日、どんな幸せを
感じるかを想像して下さい。

ここでハッピーな気持ちにならなくても、
全く落ち込む必要はありません。

実は脳は、不安を感じる事でも
血流は増加します。
脳の為には、不安やストレスも、
かえって好ましい場合があるのです。

 

こうした脳トレを日常生活に取り入れて、

是非とも脳トレな日常生活を手に入れ、

認知症を予防して行きましょう!