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食べちゃっていいの? ダイエット中のおやつとしてのバナナという選択


食べちゃっていいの? ダイエット中のおやつとしてのバナナという選択

ダイエットとバナナは相性がいい?

朝バナナダイエットがブームになったことがありました。

その後、今度は夜バナナダイエットがはやりました。

甘くて、カロリーもそこそこ高くて、

一見ダイエットにはそぐわないバナナ。

しかし、朝食や夕食と置き換える食材として、

栄養バランスのいいバナナは、

ダイエットにうってつけという評価です。




 

一食置き換えダイエットは、

そうしても栄養が偏りがちなので

当サイトは積極的には

おすすめしていないのですが、

バナナに関しては、

短期間に集中して行う分には

良いと考えています。

 

食べちゃっていいの? ダイエット中のおやつとしてのバナナという選択

バナナの栄養

バナナ1本の栄養素ですが、

カロリーは90kcal程度と、

ご飯に換算すると茶碗半分くらい。

その他栄養素は、

タンパク質

カリウム

マグネシウム

ビタミンB1

ビタミンB2

ビタミンB6

ナイアシン

葉酸

ポリフェノール

セロトニン

食物繊維

・・・と、多岐にわたります。

 

カリウムはむくみの予防に役立ちますし、

ビタミンB類やナイアシンは

脂質や糖質の代謝を助けるなど、

ダイエットに非常に重要な要素を多く含みます。

 

また、食物繊維が豊富な点も、

ダイエット的には高評価です。

これが、バナナを使った一食置き換えダイエットが

比較的安全とされる理由と思われます。




 

食べちゃっていいの? ダイエット中のおやつとしてのバナナという選択

おやつとしてのバナナ

このように、バナナはダイエットに向いた食品、

と言えるのですが、

それはあくまでも一食置き換えという前提の話。

3食のご飯を普通に食べた上で、

さらにおやつとしてバナナを食べると、

単純にご飯茶碗半分のカロリーを

余計に摂取することになります。

 

では、バナナはおやつとしては不適切か?

というと、そんなことはないと考えます。

何故なら、カロリーがあると言っても、

バナナ1本で90kcal程度。

これは、例えばアーモンドチョコレートなら2粒程度。

ポテトチップスなら1袋の3分の1(20g)くらい。

ビスケットなら3枚くらいです。

でも実際にはどうでしょう?

ビスケット3枚、

チョコ3粒で、本当にストップ出来ますか?

・・・と考えたら、

バナナは食べたときの満足度が高く

1本で終わりに出来るのではないでしょうか?

 

これは、バナナをおやつに食べると痩せる

ということではありません。

クッキーなどに比べたらマシ、

という風にとらえておくことが大切です。




 

食べちゃっていいの? ダイエット中のおやつとしてのバナナという選択

まとめ

結論から言うと、

バナナをおやつに食べることで痩せる、

ということはありません。

 

ただし、

食前にバナナを食べておくことで

血糖値を上昇させ、

食事の量そのものを減らす、

というように使うのなら、

おやつとしてバナナを食べることで痩せる、

ともいえるでしょう。

 

そうではなく、

単純におやつとして考えた場合、

特にダイエッターにとっては、

できれば控えた方が良いのですが、

クッキーなどのお菓子を食べるくらいなら、

バナナの方が太りにくい、

というとらえ方が大切です。

 

もちろん、いくら見かけの割にカロリーが少ない、

とは言っても、1回に食べるのは1本にしましょう。

 

バナナは、食べれば痩せる便利なおやつ、

ではなく、

お菓子などに比べるとカロリー控えめで

栄養価の高いおやつ、

ということです。

 

また、消化が良い割に腹持ちが良く、

適度に血糖値も上げてくれるので、

次の食事の量を減らすのも役立ちます。

 

こうしたバナナのメリットを充分に

意識した上で、

バナナをおやつに選ぶのは、

良い選択と言えるでしょう。

 

かくいう私も、

夜食が食べたい時は、

バナナを食べることがよくあります。

 

ダイエット中は間食・おやつはダメ、

というのは真実ですが、

おなかがすいたまま食事をして

ご飯を食べすぎてしまうのなら、

いっそバナナをおやつに食べておく、

という選択肢もあるということです。

 

くれぐれも、普通のご飯プラスバナナで

痩せるわけではありませんからね?