睡眠で疲れが取れない4つの根本原因を解消して快眠ゲット
睡眠で疲れが取れない4つの根本原因を解消して快眠ゲット~原因究明編
睡眠で疲れが取れない原因はどこにあるのか?
ぐっすり寝たはずなのにだるい、疲れが取れない。
睡眠は、疲れを取る最善の方法のはず。 それなのに睡眠で疲れが取れない という方が増えています。 そして、睡眠で疲れが取れないのは、 「睡眠時間が短いからだ!」 と、休日に寝だめして 疲れを取ろうとする人がいます。 しかし、かえって疲れが溜まってしまう、 という悪循環に陥る方もいます。 そこで、睡眠で疲れない原因を明らかにし、 原因と対策を考えて行きます。
睡眠で疲れが取れない原因
その0:深い眠りを妨げるもの
睡眠で疲れが取れない原因は
様々ですが、共通して言えること、
それは、
睡眠の質が悪化し、
深い睡眠が取れていない
ということです。
この睡眠の質が悪化する原因は、
・身体的な原因
・心理的な原因
・外的な原因
があり、
それぞれに合った対策をしないと、
原因の解決になりません。

もちろん、それぞれが
関連して複合的な原因に
なっている場合もありますので、
まずは、
自分がどの原因で睡眠の質が悪化
しているのか
を明確にしましょう。
睡眠で疲れが取れない原因
その1:脳が興奮している
現代人に急増している原因です。
寝る前に、ベッドの中でスマホを
触って、
友達にメールを送ったり、
ゲームをしたり、
ホームページを見たり、
していませんか?
これ、熟睡するには最悪の習慣
なんです。
目は大量の情報を処理しますから、
寝る直前まで脳が興奮しています。
そして、その興奮は就寝後も継続
してしまいます。
また、寝室が充分に暗くなかったり、
雑音が入る環境ではありませんか?
日中、ストレスにさらされると、
脳がそれを忘れられずに
睡眠中まで興奮が継続
してしまうこともあります。
仕事の夢をみたりするケースでは、
ほぼ間違いない無く、
寝ている間も脳は仕事をしている
訳ですから、
当然、疲れは取れません。
睡眠で疲れが取れない原因
その2:身体が緊張している
身体が緊張していると、
身体は充分リラックスが出来ず、
寝ている時にも脱力しない
ので、疲れが取れません。
身体の緊張は、意識して力を入れたり
しなくても、
無意識のうちに引き起こされ、
意識的に対策しないと解消しないものも
多いです。
身体の緊張は、運動不足や、
長時間緊張する生活環境
だったり、
同じ姿勢を長時間強いられたり
ということが原因になるのは
もちろん、
心的なストレスが原因で
身体的な緊張が生まれる場合
もあります。
普段、無意識のうちに
猫背のような姿勢が習慣に
なっている方は、
知らず知らずのうちに身体を緊張
させてしまっています。
スマホなどを見る時に
ついつい前かがみになってしまう
方も多いと思います。
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しかし、頭部は人体の中では
かなり重い部位ですから、
頭の位置が少しでもずれると
支える身体には
大きなストレスがかかります。
肩こりなどがある方は、
睡眠では回復出来ないくらいの
大きなストレスを、
日中身体に与えてしまっている
可能性があります。
ある程度の運動量があって
適度に疲労しているほうが
睡眠は深くなるので、
まったく運動しない方は、
意識して、
ある程度身体を動かしておく
ことも必要です。
また、寝具が合っていない場合も
当然、身体的な緊張が抜けず、
寝ても疲れが取れない状態に
なってしまいます。
睡眠で疲れが取れない原因
その3:酸素が不足している
寝ている時にいびきを
かいていると指摘された事は
ありませんか?
たかがいびき、されどいびき。
いびきは、狭くなった気道を
空気が通過することで発生
します。
つまり、充分な量の酸素を
体内に取り込めていない可能性が
高いです。
充分な酸素を取り込めないと、
当然、脳にも充分な酸素が
行き渡らないので、
脳が休めない
=疲れが取れない
ということになります。
睡眠時無呼吸症という言葉を
聞いた事があるでしょう。
寝ている間、呼吸が停止する
という状態が繰り返され、
体中の酸素が減少し
酸素不足を補おうとして、
心拍数が上がります。
日中に倦怠感や強い眠気等
に襲われ、
日常生活にも支障が出てくる
ケースがあります。
いびきは睡眠時無呼吸症の症状のひとつ。
いびきを頻繁にかいていると
思われる時は、念のため
医師の診察を受けましょう。
睡眠で疲れが取れない原因
その4:睡眠時間と睡眠のリズムが狂っている
お年寄りになると、早朝に
目覚めてしまう方が増えます。
加齢によって睡眠が浅くなる
というのは誰にでも起きる事
なのですが、
これは、言い方を変えると、
「加齢で長く寝るだけの体力が
失われる」ということでもあります。
寝るという行為は、それ自体が
体力を使うので、
若いうちはいくらでも寝られた
ものが、
段々寝られない
という事になって行きます。
ということは、疲れを取ろうと
して、やみくもに長時間寝ても
疲れは取れない、ということに
なる訳です。
大切なのはあくまでも睡眠の質
長く寝れば寝るほど疲れが取れる
というのは幻想で、
むしろ、
体内時計のリズムが狂って、
睡眠が浅く、質の悪いものに
なってしまう、
という可能性があります。
また、例えば同じ6時間の睡眠でも、
10時~4時まで寝た場合と、
2時~8時まで寝た場合では、
疲れの取れ方に違いを
感じる方が多いです。
一般的には深夜0時よりも前に
就寝した方が、
同じ睡眠時間でも、
睡眠は深くなる傾向が
あるようです。
時間にこだわらずに、深く、質の良い
睡眠を取れるように心がけましょう。
質の良い睡眠で疲れを取って
快眠ゲット~快眠ゲット編に続きます
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